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2009年07月31日

親和木材工業

[ 03木材・木製品製造業(家具を除く) ]

 親和木材工業株式会社は、岐阜木材工業団地にあり、岐阜県産材・国産材の製材や住宅用のドア、家具、独自技術の中空木材を使用したログハウスなどの製造をされています。

 各務原市北東部の須衛町にある岐阜木材工業団地には、隣接の木材流通団地と合わせて16社の木材関連企業が立地しており、親和木材工業株式会社は、昭和52年に進出されました。

 

親和木材製材

 

 同社は、昭和32年創業時の枕木製造から始まり、その後、製材、楽器用材、家具、住宅部材へと事業拡大されてきたとのことです。楽器用材で培われたという木材乾燥技術は、同社のコア技術と言え、現在も省エネルギーや時間短縮等の観点での研究開発に取り組んでおられるそうです。

 

親和木材乾燥

 

親和木材乾燥研究開発

 

 また、業界内では先駆的に産業用ロボットの利用にも取り組まれ、工場内には試行錯誤しながら利用技術を身につけた当時のロボットも置かれていました。現在は、多くのロボットがドアの塗装工程などに活躍しています。

 

親和木材塗装ロボット

 

 このような技術開発への取り組みの中から生まれた製品が中空木材「コラムウッド」とのこと。これは、材木の芯の部分を空洞に加工することにより、軽量化と断熱性の向上を図ったもので、高度な技術により生産されています。「木を正しく使う」という経営理念から発想されたこの技術は、間伐材の有効利用にも活かされています。同社は、川上の林業から川下の木製品使用まで見渡した広い視野から事業を考えておられ、林野庁の新生産システム事業にも参画し、多くの視察も受けているそうです。

 

親和木材中空木材

 

 同社は、この中空木材を使った最終製品の開発も手がけ、ログキットハウスを商品化し、消費者からのオーダー一棟毎に必要な部材を調製して組立キットとして送り出されています。有名芸能人からや公共施設としての受注実績もあるというこのログハウスは、購入者自身で組み立てることが基本だそうですが、建築まで含んだ注文を受けることもあり、同社では全国展開するためのパートナー企業を探しているとのことです。岐阜県産の間伐材が、同社の技術によって全国各地で有効利用されることが期待されます。

 

親和木材ログキットハウス

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